犬のノミ・ダニ対策 その2

前回はノミについてお話しましたが、今回はダニ編です。
(ノミ編のお話はこちらから)
ダニとひと口に言っても、犬に関係するものをあげるとマダニ・ヒゼンダニ・ニキビダニ・ツメダニなど多種あり、それらのダニが与える健康被害もそれぞれで、ひとまとめに説明するのも難しいのですが、今回は代表的な”マダニ”についてお話します。

■ マダニ ■

マダニは昆虫ではなく、クモの仲間になります。本来はノミより少し大きいくらいの大きさですが、血を吸うと100~200倍の大きさ(小豆大)になります。
ノミ同様に高温・多湿の環境を好み、「寄生→吸血→落下→脱皮」を繰り返しながら「卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニ」へと成長していきます。
メスの成ダニはお腹いっぱいに血を吸った後、動物の体を離れて地上で2000~3000個の卵を産み、孵化した後はノミ同様に家主となれる動物が接近すると、その振動や二酸化炭素、湿度などを感知すると飛び移って、寄生します。
因みに、マダニはノミほどに家主を選ばず、いろいろな動物に寄生するのです。

■ マダニが寄生しやすい場所 ■

マダニは「耳・目の周り・頭・オシリのまわり・足先・指の間」の比較的、皮膚の柔らかい場所を好んで寄生します。
ノミのように動き回らないので、見つけることは比較的簡単です。

■ マダニが関係する病気 ■

トピー性皮膚炎
ダニおよびダニの排泄物や死骸などがアレルゲンとなり発症します。
遺伝に関係する部分が大きく、約7割は4~5ヶ月の子犬期から3歳にかけて発症することが多いです。

バベシア症
マダニが、赤血球に寄生して赤血球を破壊してしまうバベシア原虫の中間宿主となることがあり、マダニが吸血した際に唾液を介して体内に侵入し、発熱・溶血性貧血を発症します。

ライム病
ねずみや小鳥などを保菌動物とし、マダニによって媒介される人畜共通感染症。
犬が感染しても、ほとんど症状を現さない不顕性感染ですが、症状を現す場合もあります。
最もよく見られる症状は多発性関節炎で、他には発熱・食欲不振・リンパ節の腫れが見られます。

 子犬のしつけ_犬のようちえん®広尾教室_小型集合

ノミ・ダニ対策、お願いします!!

かつては山間部に多いと思われていたマダニですが、昨今の環境の変化により都心部でも見られるようになっています。また、ノミと同様に冬場でも暖房の効いた室内はマダニにとって過ごしやすい環境となっています。
マダニ・ノミから犬達を守るために、月に1回の駆除剤で予防してあげましょう!
この駆除剤は、犬の体重・健康状態・寄生虫の寄生状態などに合わせて使用するものなので動物病院で処方してもらうことをお勧めします。

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