犬のノミ・ダニ対策 その1

暖かくなり、ノミ・ダニなどの外部寄生虫も活発に活動し始めます。
「ノミ・ダニに咬まれても、かゆくなるだけ?」と思っていませんか?
実はそんなに単純なものではないのです!
今回は”ノミ編”のお話です。

子犬のしつけ_犬のようちえん®広尾教室_アビイちゃん

暖かくなってお散歩も楽しいね♪

■ ノミ ■

ノミは羽根を持たない小さな昆虫です。跳躍力は有名で、ノミ自身の体長の最大1000倍までジャンプできます。
ノミは気温13度以上、湿度60%~85%の環境を最も好み、ノミの成虫は一生のほとんどを犬の皮膚上で血を吸いながら生息し、その間に卵を産みます。
ノミの繁殖力は旺盛で、メスノミは1日に最高で50個の卵を100日間以上産むことがあります。
ノミの卵は犬の被毛か落ちて孵化し、出てきた幼虫はカーペットの奥やソファの隙間、家具の裏などに潜り込み、幼虫はやがてさなぎとなり、繭の中で成虫へと姿を変えていきます。
繭の中でのさなぎは乾燥などの悪条件に強く、そのまま何ヶ月も生き延びることもあるのです。
宿主となれる動物(犬だけでなく人間も)が接近すると、その振動や二酸化炭素、湿度などの刺激で成虫がさなぎの外被から出てきて、再び犬の体に寄生します。

■ ノミが関係する病気 ■

ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの唾液に含まれている物質がアレルゲンとなり、アレルギー症状が出るもの。
主な症状として、尾の裏側、お尻、大腿部、肛門周囲などの皮膚に激しいかゆみ、脱毛、ただれなどがみられます。
ノミアレルギー性皮膚炎の重症度は、寄生しているノミの数には比例しません。
元々、皮膚が弱い子であれば、ごくわずかなノミが皮膚を刺すだけで重症化してしまいます。

貧血
ノミは平均して1日に10回皮膚を刺し、自分の体重の15倍もの血液を吸います。
多数のノミに寄生された場合、子犬だと貧血になることもあります。

瓜実条虫(サナダ虫)
ノミが中間宿主になっていることがあり、幼虫の時に瓜実条虫の卵を食べることで感染力を持ち、誤って犬の口に入ることで、犬も感染します。
瓜実条虫は人畜共通感染症なので、人も注意が必要です。

子犬のしつけ_犬のようちえん®広尾教室_チャチャちゃん

かゆかゆになるのは嫌だな~

ノミが活発になるのは暖かくなってから!と思いがちですが、暖房のきいた屋内ではノミは生き続けるので、1年中ノミの脅威にさらされていることになります。
年間を通して日常的にノミを防ぐことをお勧めします!

次回はダニ編のお話をします。

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